予防接種

経鼻弱毒生インフルエンザワクチン対象者

年齢：2歳～19歳未満、シーズン中1回の接種となります。

経鼻弱毒生インフルエンザワクチンを接種できない方

• 今までにゼイゼイしたり、喘息と診断を受けたことがある方
• ゼラチンアレルギーの方
• 妊娠中、授乳中の方、免疫不全の方
• 抗インフルエンザウイルス薬投与後の方
  タミフル/リレンザ：過去48時間以内
  ゾフルーザ：過去17日以内
• アスピリンまたはサリチル酸塩を含む薬を内服中の方
• ステロイドや免疫抑制剤を内服中の方
• 無脾症の方、または機能的無脾症の方

副反応や注意点

• 接種後の副反応として、軽い上気道症状（鼻閉、鼻漏、咳嗽、咽頭痛）が生じることがあります（鼻症状は半数以上に起こります）。また、その他のワクチン同様、発熱や筋肉痛が起こることもあります（10％未満）
• 生ワクチンのため、接種後最長3～4週間、鼻咽頭分泌物中にワクチンウイルスを排出する可能性があります。そのため、周りに新生児や免疫不全の方がいる場合は、不活化ワクチン（注射）をおすすめします。
• 他のワクチンとの同時接種は可能です。また、他の生ワクチンとの接種間隔に制限はありません。
• 接種時に大泣きした場合鼻水でワクチンがうまく鼻腔に入らず、効果が弱くなってしまう場合があります。

生ワクチン

生きた病原体（細菌やウイルス）の病原性を弱めたものを接種して感染させ、免疫（抵抗力）をつけるワクチンです。その病気に罹ったのと同様の強い免疫が得られます。そのため接種回数は不活化ワクチンと比べ、少なくて済みます。また、次に違う種類の注射による生ワクチンを接種する場合は、4週（中27日）以上の間隔を空ける必要があります。

不活化ワクチン

細菌やウイルスを死滅させて毒性や増殖性を無くし、免疫をつけるのに必要な成分だけを取り出したワクチンです。生ワクチンと異なり、十分な免疫をつけるには、数回の追加接種が必要になります（※接種回数は、ワクチンの種類によってそれぞれ異なります）。また、次に違う種類のワクチンを接種する場合でも間隔を空ける必要はありません。

定期接種

• ヒブ
• 小児用肺炎球菌
• B型肝炎
• 四種混合
• 麻疹風疹
• 水痘
• 日本脳炎
• 二種混合
• 子宮頸がん
• 五種混合ワクチン
• ロタウイルスワクチン

任意接種

• おたふくかぜ（東久留米市在住の方は1歳時に助成があります）
• 麻疹
• 風疹
• 不活化ポリオ
• 三種混合
• A型肝炎
• BCG
• インフルエンザ
• 髄膜炎菌ワクチン